「家を売ろう」と思った時に頼りになるのは、住宅売買のプロである不動産会社。不動産の売買は難しいことが多すぎるので、そういったプロにお任せモードになってしまう・・・という方も多いかもしれません。しかし、会社によっては査定額や対応がずいぶん違うんです。

こんにちは。街を歩けば道路沿いの住宅をチェックしてしまうほど、「住まい」が好きな近藤です。住宅好きな観点から、不動産の売買について皆様の不安点に寄り添った記事を書いていきたいと思います。

「査定」を成功させるために、ちょっとしたコツをまとめてみました。

査定前には相場を自分で知っておく

「読み終わった本が飽きた」「乗っていた車を買い替える」なんていう時には、専門業者に持ち込めばすぐに買い取りをしてくれます。でも、住宅の売買はそういう訳にはいきませんよね。動かすことができないので、その場所に建ったままで買ってくれる人を探さないといけないので簡単なことではないことが分かります。

自分で「買ってくれる人」を見つけることができればいいでしょうが、そう簡単に見つかる訳ではありません。それに、不動産の売却は難しいことが多いので、やはりプロの力を借りるのがスムーズです。

でも、その前に自分の住宅がどのくらいで売れるかの相場は気になるものですよね。不動産会社に依頼すれば、すぐに査定はしてもらえますが「その前に知っておきたい」と思ってしまうものです。

築10年で査定が下がってしまう!?

車の査定などでは「何年式」という点が査定額を左右しますよね。中古車を買う人はもちろん「中古」と分かっていますが、「中古とはいえ、できるだけ新しい方がいい」という希望も持っているもの。「買いたい」という人が多いため、査定額も高めとなります。

そして、それは住宅も同じ。中古とは言え、できるだけ新しい住宅は「買いたい」という人が多いです。そこで「どのくらいまでが人気なのか?」が気になりますよね。実は、不動産では「築年数が10年」というのが査定額を左右するボーダーラインとなっています。「築年数10年未満」は査定額も高めですが、それを過ぎれば査定が低くなってしまうようです。

相場の調べ方ってあるの?

不動産会社に査定の声をかける前に、自分で調べる方法もあります。

まずはインターネットを利用して、売買されている不動産情報をチェック。同じような間取りや大きさであってもエリアによっては金額が全く変わってしまうので、同様のエリア内にある同様の物件を探してみましょう。似たような物件の売り出し価格をいくつか見れば、だいたいの価格帯のチェックができます。

また「土地総合情報システム」(国土交通省HPにて)というシステムも便利です。これ、実は過去に実際に取引された物件の情報を検索できるんです。そこで、自分が売ろうとしている不動産と同じような地域、間取りに近い物件を検索してみましょう。

優良業者選びに繋がる業者の比較

自分でおおよその相場を知ったら、いよいよ不動産会社への査定依頼。初めはインターネットで簡易の査定を利用するといいですね。一社だけでなく、いくつかの不動産会社に依頼するのが理想的です。そして、次に訪問査定。住宅査定を成功させるには、比較が大事ですから、2~3社に査定に来てもらうようにするといいですね。

ただ、できるだけ高値で売却したいと思うあまり、比較する時についつい「査定金額」に目がいってしまうかもしれません。訪問査定で高い金額を出してくれた業者は、それだけでお願いしたくなりますが、査定を成功させるためには他のポイントも比較しましょう。

高い査定額の業者だから安心とは言えない

冒頭でもお話しましたが、査定額は業者によっては違うもの。なんと、数百万円も違うということがあります。比較しなければ損をしてしまう可能性だってあるんですよね・・・。

何度もお伝えしたいことですが「査定業者によって金額は違う」のです。では「高い査定なら安心なの?」と考えてしまいますよね。実は「高い査定額」だからと言って、その金額で必ずしも売れるとは限らないということです。初めに高額査定をしておき、値下げした額で売却の契約をさせるということもあります。値下げをした方がいいと言われた時には、どういった根拠があるのかを分かりやすく教えてくれる信頼できる業者を見つけたいところです。

不動産会社の対応もチェック

そこで、そういった信頼性を見極めるためには何社にも査定を依頼することが大事になってきます。不動産会社によっては対応がイマイチ・・・ということもあります。人間同士のやり取りですから相性って大事なんです。これから売却までの道のりを一緒にやっていける担当者かというチェックもしたいところです。

やたらと専門用語を並べて説明したり、査定額を高めに出しておいて「安くすればすぐに売れる」などと安易な提案をしたりする業者もちょっと不信感を持ってしまいますよね。「分かりやすい説明」「親身になって相談にのってくれる」、そんな不動産会社に売却依頼をしたいものです。

まとめ

住宅の査定は建物の大きさや間取り、築年数、周辺環境もすべて関係してくるので予想がつかないことが多いです。それぞれの住宅の詳細を訪問査定によってチェックすることで、「査定額」として提示されます。ただ、あらかじめ相場についてある程度知っておくと、気分的にも安心しますよね。

「知名度」「会社の大きさ」という単純な理由だけで不動産会社を選ばず、何社かの担当者から直接話を聞き、「比較」すれば査定の成功にも繋がります。